なんだかしんどい会社を退職するまで

退職するまでの話 まだ退職できていません

友達に打ち明ける

弊社には、同大学出身の友達も入社している。

三年、四年生のときのゼミが同じで、かなり仲良くしてくれている女の子だ。

示し合わせて入社したわけではないが、よく分からない都会の土地に見知った人がいるのはかなり心の支えになっている。

入社してからよく二人で飲みに行き、ひたすら社会人つらいよねぇ、仕事きついよねぇなんて話をする。あとはたまに蒙古タンメンを一緒に食べに行ったり。

 

そんな友達と、今日いつものように飲みに行った。本当は昨日誘われていたのだけれど、昨日は上司のヒアリングがあったため断ってしまい、今日にリスケしてもらった。

リスケという言葉を始めて使ったので、使い方があっているかどうか少し不安だ。間違えていたり変だったりしたら、だれか教えてほしい。

 

ほどよくお酒を飲めるお店に入って、好きなものを頼んで(昨日もこんな感じだった気がする)、すぐには打ち明けずにだらだらと仕事の話をした。

私は上司に恵まれた方だが友達の上司はわりとゆるゆるでしっかりしておらず、全然頼りにならないんだよという話を聞きながら、「ほんとに!!××ちゃんはすごく頑張って営業してるけど××ちゃんの上司ってほんと肝心なこととか商材のこととか全然教えてくれないよね!!」と息巻いてしまった。

私はただただ仕事がつらくてやめたいと思っているけれど、友達は仕事もつらい上に上司が頼りにならないということで、きっと私なんかより余計につらいんだろうと思う。

上司と合わずに仕事が嫌になってしまう人って、一体何割くらいいるんだろうか。半分くらいはいるのかな。

 

あとは他の会社の人と飲んだときの話を聞いたり、それに笑ったり、弊社は新婚旅行休暇を1週間ほどもらえるらしいから二人で籍入れて新婚旅行休暇もらっちゃう?日本だと無理だけど、というような話をしたりした。

 

頼んだ料理が全部きて、それを半分ほど食べ終えたときに、ちょうど会話も一段落した。

なんとなく「言うなら今かな」と思った私は、特に思い切るわけでもなく、今までの話の延長線上のように「そういえばさぁ、会社やめるって上司に言ったんだよね」と言った。

 

(´⊙ω⊙`)

 

そのときの友達の顔、こんな感じ。

けれどすぐいつもの表情に戻って、「そうだよねぇ」と返してくれた。

 

いつも友達と飲んでいると、お互い会社の愚痴をこぼすことが多かった。

お互いがお互いのやめたい気持ちを把握していたから、突然私がそんなことを言いだしても大して驚かなかったのだと思う。

あと、私がいかに自堕落で労働に向いていないかということを知っているからだとも思う。

 

それからは、打ち明ける前と同じように会社の人の話をして、仕事の話をして、同期が結果を出してると羨んでしまうよねという話をした。

あとはマーケティング科の人たちって余裕あってかっこいいよねぇ、という話もした。

私も友達も、もしかしたら営業より、そっち側の仕事の方がストレスなく進められたのかもしれない。

今となっては後の祭りだし、そもそも弊社の18卒の募集ではマーケティング職の募集もなかったのだけれど。

 

飲み終わると、友達はわざわざ私の使う路線の改札まで送ってくれた。

もっと話したかっただけだから気にしないでと言ってくれたけど、気にする。ありがとうと言っておけばよかった。言ったっけ、記憶にないということは言ってない気がする。次に会ったときに言おう。

 

電車に乗って最寄駅に着いて家に着いて、風呂に入って今はごろんとベッドに横になってブログを書いている。

金曜の夜を噛みしめている。